開削工は、構造物を構築するために必要な幅・長さ・深さを確保しながら計画位置まで
掘削作業を行う、もっとも一般的な工法です。
作業手順として、工事中に地盤が崩落しないよう、土留め壁を構築し内部に支保工を
かけながら掘削を行います。
支保工のみの掘削に比べ、タイロッド土留め壁により
1段目切梁・腹起しが省略された一例を紹介します。
<通常手順>
①1段目:500mmまで掘削 → ②1段目設置→ ③2段目:500mmまで掘削
→ ④2段目設置 → ⑤最終掘削
※タイロッド土留め壁により ①・②の工程が省略。
構造図:【前面鋼矢板+控え式】開削工
取付状況:【前面鋼矢板+控え式】開削工