ここでは代表的な仮設工事で使用される2本継と本設工事で使用される4本継の施工手順
について紹介します。
その他の継ぎ数の取り付け方法につきましてはご相談下さい。
タイロッド(2本継)における施工手順(例)・・・下図参照(1)海・河川での施工の場合
台船からクレーンを使用し、吊り治具
でタイロッドを水平に吊上げて据え付けを
行う施工手順(例)となります。
※1本物タイロッドや鋼矢板間の壁体幅が狭い場合など、吊り治具を使用せずワイヤー のみで玉掛けを行う事もあります。(2)陸上施工の場合
先行据え付け用タイロッドとターンバックルを仮組みし、重機により据え付け後、
接続用タイロッドをターンバックルで連結する施工手順(例)となります。
タイロッド(4本継)における施工手順(例)・・・下図参照 海・河川及び陸上施工ともに端部ロッドをあらかじめ設置し、吊り治具で中間ロッドを
重機により水平に吊上げ、リングジョイントで端部ロッドと接続する施工手順(例)に
なります。
《参考写真》取り付け状況